子供への犯罪と声かけ

子供を持つ親の間で、地域の学校や警察署からの不審者情報が広く活用されているそうです。

その不審者情報の中で最も多いのは『声かけ』らしいです。声かけは行為全体の4割を占めていて、次に『露出、痴漢』、『つきまとい』、『車への誘い込み』が続いているそうです。実際の声かけの手口を調べていると、その手口はだんだんと巧妙化しているらしいです・・・。たとえば道を尋ねるふりをして、子供に近づくというやり方は昔からよくある手口ですよね。車に近づいた子供が車の中に引き込まれそうになるケースもよくあるため、知らない人が乗っている車には絶対に近づかないことを、普段からよく子供に言い聞かせておくことが大切。

また小学校低学年頃までの子供には、おもちゃやお菓子を使って誘い出すというケースがいまだによくあるみたいです。そして小学校高学年以上の子供だと、『芸能界に興味ある?』とか、『モデルにスカウトしたい』などの興味のありそうな言葉を出して近づくケースもよく見られるそうです。犯罪者は子供の心が動くような言葉を巧み使いながら狙ってくることをしっかり教えましょう。

また子供の名前を呼んで、話しかける時も優しい口調で子供を油断させるという手口もよくみられるそう・・・。近年発生した幼児の誘拐の殺人事件でも、犯罪者が『家まで送ってあげる』という優しい言葉で誘ったことから起きたものだったようです。

このように『声かけ』は凶悪犯罪にもつながる危険なもの。子供にはどんな言葉を掛けられても、絶対誘いに乗ってはいけないんだよということをしっかり教えましょうね。また声かけの手口というのも、時代とともに変化しているみたいですので、甘い誘いには乗らないこと。危険な誘い言葉の具体的な例をあげて子供に教えていくことが防犯になるはずです。気をつけましょう!

防犯と親子のコミュニケーション

子供の防犯に関することで大事なことは、親子のコミュニケーションです。

日頃から子供の話にしっかり耳を傾けて、何でも話し合える関係を築いておくということは、万が一子供が犯罪被害に遭ってしまった場合でも子供の精神的な支えとなれます。地域や学校で行われている防犯教育とは別に、家庭で行う防犯教育は親子のコミュニケーションに効果的だと言えます。親子で通学路を歩いてみて、危険な場所を確認し合って、危険な目に遭いそうになった時の行動を教え実践したことは、きっと大きくなっても子供の心に残ると思います。そして子どもが親になった時も、また子供を守るすべとして同じように教えていくと思います。

また親子間にいい関係が築かれていれば、家庭で決めた約束事も子供が安易に破ることはないはずです。また、犯罪被害に遭てしまった場合でも小中学生になると親に話さない子供もいます。窃盗やわいせつ行為などは表面に出にくい上に、親に話にくい内容ですからね。また被害によって精神的なショックを受けてしまい、声に出せないでいることもあります。親に自分の行動を怒られるのではないかと恐れて話さない場合もあるかもしれません。ひょっとしたら犯罪者に『親に言ってはいけない』と脅迫されている可能性もありますよね。そんな時に親が異変に気付かなければ、子供が1人で苦しんでしまう結果になり、泣き寝入りに終わってしまうかもしれません。

なので日頃から親子のコミュニケーションをしっかり大切にしていくということが大事なんですね。そうすれば例え子供が犯罪被害に遭ってしまったとしても、親からの信頼と愛情を感じることで自分で立ち直る原動力になるのです。子供の様子がいつもと違う時、親に求められる態度は、必ず優しく声を掛けてあげること。そして何らかの犯罪被害に遭ったなら、早めに心理カウンセラーに相談するなりして、深刻な精神障害になってしまうことを防ぐということが大切です。